渋谷区道玄坂の歯医者 高橋デンタルオフィス

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5歯周病 etc.

歯周病と全身のかかわり

近年の研究では、口の中の歯周病菌が血管を通って他の臓器に感染し、細菌が白血球を活性化されることで、ほか臓器に悪影響を与えることがわかりました。

代表的なものとして感染性心疾(心内膜炎等)、冠状動脈疾患、肺炎、低体重児出産、敗血症、糖尿病、胃潰瘍、胃がんなどがあげられます。

口の中の歯周病菌自体が、他の臓器に直接感染する場合(歯性感染症)と、歯周病の部位にある細胞が造る炎症生物質や、過剰に活性化した白血球が血管を通って他の臓器に達し、悪影響を与える場合があります。

ポイント

このような場合、内科的な治療ばかりでなく歯周病 の治療も平行して行わなければ治癒は得られません。歯周病専門医の受診も必要です。

歯周病と早産01

近年増えているのが早産です。母親が歯周病にかかっていた場合、細菌は母体の血液を介し、胎盤と胎児に感染します。感染による炎症反応は胎児にストレスを与え、50%の割合で早産となることが報告されています。

(歯周病原菌が妊婦及び胎児に及ぼす影響 / Oral B社より可変引用 )

歯周病原菌の全身への影響02

TIME誌の特集「The Secret Killer」によると人間の身体に潜んでいる、歯周病や歯の根の病気など、慢性炎症(普段は痛みを感じない炎症)が心筋梗塞や、アルツハイマーを発症させたりする原因の一つであることが分かりました。原因不明のだるさが続き、CRP(炎症が起きるとふえるタンパク質)の上昇が見られたら要注意です。

ポイント

この特集では歯周病専門医のもとできちんと治療する事と、予防として、1日30分の運動とフロッシング(デンタルフロスを用いて歯と歯の間を清掃する事)を推奨しています。

歯周病原菌

口の中の細菌で歯周病の原因となる菌群は「歯周病関連菌」と呼ばれ、その中で特に悪いのはA.a菌、P.g菌、T.d菌、T.f菌の4種類の菌で、「レッド・コンプレックス」と呼ばれます。

BML社によるリアルタイムPCR法による細菌検査の結果を示す表の一部

A.a菌(Aggregatibacter actinomycetemcomitans)

比較的若年の患者から検出されます。この菌は病状の進行が早く重症になるのが特徴です。除菌には抗菌療法が必須となります。

P.g菌(Porphyromonas gingivalis)

成人の重度歯周病患者から検出されます。特に病状の進行が著しい部位で高率に検出されます。歯周病だけでなく、肺炎や心臓病などを引きおこします。やはり通常の治療と併用して抗菌療法をする場合があります。

T.d菌(Treponema denticola)

進行した歯周病患者からP.g菌と共に検出されるのが特徴です。

T.f菌(Tannerella forsythus)

患者の歯周組織破壊が著しく、骨が溶けている部位で高率に検出されます。難治性歯周病の指標として重要な菌種です。やはり抗菌療法を併用する場合がありです。

これらの菌が大量に検出された場合、治療の効果がでないことがあります。そこで歯周病原菌検査にて菌を特定し、薬を服用して除菌する必要があります。これを「抗菌療法」と呼び、主にマクロライド系(アジスロマイシン)やニューキノロン系(シタフロキサシン)の抗菌剤が使われます。

INDEX
高橋デンタルオフィスは専門医による歯周病治療・予防、根管(歯根)治療、 審美歯科に多くの実績がある、渋谷区(道玄坂)の歯科クリニックです。

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